aishipGIFTご利用ガイド
本ご利用ガイドでは、aishipGIFTをご利用いただく上で必要な設定やご確認事項について記載しています。
目次
1.事前設定(全プラン共通)2.出荷日機能のご利用設定3.三温度帯機能のご利用設定4.のし機能のご利用設定5.店舗受取機能のご利用設定6.その他のご利用設定7.aishipRから切替時の注意事項8.ご利用開始までにご確認いただくこと |
1.事前設定(全プラン共通)
aishipGIFTの機能をご利用いただく前に必要な設定のうち、全プランで共通の事前設定を記載します。
1.1.カート設定
1.1.1.ワンページカートの設定
aishipシリーズでは、ショップのカートページの種類を管理画面から任意に選択いただけます。
aishipGIFTでは、カートページに「ワンページカート」をご選択ください。
管理画面のカート管理>基本設定の「ワンページカート設定」で「ワンページカート」をご選択ください。
1.1.2.複数配送先機能の利用設定
aishipGIFTでは、複数配送先機能を「利用する」にご設定ください。
管理画面のカート管理>基本設定の「ワンページカート設定」の「複数配送先設定」欄で「複数配送先機能を「利用する」にご設定ください。
1.2.配送設定
aishipGIFTで宅配便をご利用の場合は、宅配便の設定画面で「発ベースNo」をご登録ください。
発ベースNoは、出荷日機能で利用するための設定です。カートページの配送希望日をヤマト運輸の配送日数(サービスレベル)に応じて自動で算出する際に利用します。
ショップの発ベースNoは、ご契約のヤマト運輸社のご担当者にご確認ください。
発ベースNoは、管理画面のカート管理>配送/送料設定の「宅配便」の編集画面にある「発ベースNo設定」にご設定ください。
※出荷日機能をご利用でない場合も宅配便をご利用される場合は、発ベースNoをご設定ください。
1.3.ヤマトマスタパックファイルの配置
aishipGIFTで宅配便をご利用の場合は、ヤマト運輸社が提供するヤマトマスタパックファイルをFTP上に配置してください。
ヤマトマスタパックファイルは、カートページの配送希望日をヤマト運輸の配送日数(サービスレベル)に応じて自動で算出する際に利用します。
ヤマトマスタパックファイルの取得方法及び、FTP上への配置方法は、マニュアル「出荷日機能」の「9.1.ヤマトマスタパックの更新」をご参照ください。
1.4.商品の配送・店舗受取対応設定
商品がどのような受け渡し方法に対応しているかを設定します。
「配送専用」「店舗受取専用」「配送・店舗受取対応」のいずれかから選択します。
店舗受取をご利用の場合は、店舗受取機能のご利用設定と合わせてご設定ください。
設定は、管理画面の商品管理>登録商品編集>各商品の「主要項目」タブの「配送・店舗受取対応設定」で設定できます。
図.商品の配送・店舗受取対応設定
2.出荷日機能のご利用設定
出荷日機能をご利用時の設定を記載します。
出荷日機能とは、出荷作業や配送の期間を考慮したお届け希望日・出荷予定日の自動算出、商品の販売期間や在庫調整を出荷予定日をベースに指定できる機能です。出荷日機能の機能詳細は、以下のマニュアルをご参照ください。
2.1.必須設定項目
出荷日機能をご利用いただく上で必ず設定が必要な項目を記載します。
2.1.1.作業リードタイム
作業リードタイムは、出荷作業期間のうち、ショップ共通で出荷作業を行う期間のことです。
管理画面のカート管理>配送希望日時設定の「配送可能期間」で作業リードタイムが設定できます。
図.作業リードタイムの設定
ソーシャルギフト注文の場合、カート管理>ソーシャルギフト基本設定の「配送可能期間」で作業リードタイムが設定できます。
図.ソーシャルギフトの作業リードタイムの設定
2.1.2.配送希望時間帯設定の指定時間帯コードの設定
カートページで配送希望時間帯を選択できるように設定している場合は、指定時間帯コードの指定が必要です。
指定時間帯コードは、ヤマトマスタパックの時間帯コードに合わせて以下の値を設定してください。
表に記載のない時間帯の指定時間帯コードは、任意にご設定ください。
設定は、管理画面のカート管理>配送希望日時設定からご設定いただけます。
表.指定時間帯コードの設定
時間帯 | 指定時間帯コード |
午前中 | 0812 |
14時以降の場合 | 1416 |
18時以降の場合 | 1820 |
2.2.任意設定項目
出荷日機能をご利用いただく上で運用に応じて任意にご設定いただく項目を記載します。
2.2.1.商品リードタイム設定
商品リードタイムは、出荷作業期間のうち、商品ごとに出荷作業を行う期間のことです。
商品によって、出荷作業に日数を要する場合にご利用いただけます。
管理画面の商品管理>登録商品編集>各商品の「主要項目」タブにある「商品リードタイム設定」で商品リードタイムが設定できます。
図.商品リードタイムの設定
2.2.2.都道府県別リードタイム設定
配送リードタイムに都道府県別に追加でリードタイムを加算したい場合、都道府県別に追加日数を設定できます。
配送リードタイムは、ヤマト運輸のサービスレベルを参照して算出していますが、特定の都道府県にさらに追加で日数を加算したい場合にご利用いただけます。
都道府県別リードタイムは、管理画面のカート管理>都道府県別リードタイム設定で設定できます。
2.2.3.出荷休業日設定
商品の出荷作業が行えない日を出荷休業日として登録することができます。
出荷休業日を登録した場合、出荷作業期間内に休業日が含まれる場合は、出荷作業期間(※1)は休業日の日数分延長されます。
出荷作業期間が延長されるため、最短のお届け希望日も延長分だけ先になります。
出荷休業日は、管理画面のカート管理>出荷休業日設定で設定できます。
2.2.4.販売期間設定(出荷日ベース)
出荷予定日をベースに販売期間を制限したい場合は、「販売期間設定(出荷日ベース)」に出荷予定日を指定することで、販売期間を制限することができます。販売期間は、管理画面の商品管理>登録商品編集>各商品の「主要項目」タブにある「販売期間設定(出荷日ベース)」で設定できます。
2.2.5.販売上限数設定
商品の出荷可能数に上限がある場合、出荷予定日ごとに販売上限数を制限することができます。
出荷予定日に対して販売上限数を設定した場合、販売上限数を超えて注文できないようになります。
販売上限数の設定は、管理画面の商品管理>登録商品編集>各商品の「販売上限数設定」タブで出荷予定日ごとに上限数を設定できます。
3.三温度帯機能のご利用設定
三温度帯機能をご利用時の設定を記載します。
三温度帯機能は、商品ごとに温度帯(常温・冷蔵・冷凍)と出荷場所が設定でき、1注文内で温度帯別、出荷場所別に発送を分けることができる機能です。
3.1.必須設定項目
三温度帯機能をご利用いただく上で必ず設定が必要な項目を記載します。
3.1.1.商品の温度帯設定
商品の温度帯を設定します。
温度帯の設定は、「なし」(常温)、「夏季冷蔵便」、「冷蔵便」、「冷凍便」のいずれかで設定します。
管理画面の商品管理>登録商品編集>各商品の「主要項目」タブの「温度帯設定」で設定できます。
図.温度帯設定
3.2.任意設定項目
三温度帯機能をご利用いただく上で運用に応じて任意にご設定いただく項目を記載します。
3.2.1.夏季冷蔵期間設定
商品の温度帯を夏季期間のみクール冷蔵として取り扱う場合の設定です。
商品の温度帯を「夏季冷蔵便」に設定すると、出荷予定日が夏季期間に該当する場合、クール冷蔵として扱われます。夏季期間以外は、温度帯「なし」(常温)として扱われます。
夏季期間は、カート管理>配送/送料設定>宅配便>夏季冷蔵期間で指定します。
※夏季冷蔵便に設定した場合、ヤマトB2形式の送り状CSVでクール便としてデータが出力されます。注文時にクール便のオプション価格は加算されません。
図.夏季冷蔵期間設定
3.2.2.常温品と冷蔵品の同梱設定
三温度帯機能では、1回の注文内(複数配送では、1つのお届け先内)で温度帯が異なる商品を注文した場合、温度帯ごとに別梱となり、それぞれ送料が発生します。
常温品を冷蔵便に同梱し、冷蔵便の送料のみにしたい場合は、常温品と冷蔵品の同梱設定を行います。
常温品(温度帯が「なし」)の商品を登録商品編集画面から開き、「主要項目」タブにある「同梱設定」で「冷蔵便と同梱にする」にチェックを入れてください。
図.同梱設定
3.2.3.出荷場所グループ設定
1回の注文内(複数配送では、1つのお届け先内)で出荷場所が異なる商品を注文した場合、出荷場所ごとに別梱扱いとし、それぞれ送料を発生させたい場合に出荷場所グループ設定を行います。
出荷場所グループ設定は、出荷場所の登録と各商品ごとに出荷場所を紐づける設定を行う必要があります。
3.2.3.1.出荷場所の登録
管理画面のカート管理>出荷場所グループ登録から出荷場所を登録します。
図.出荷場所グループ登録
3.2.3.2.各商品ごとに出荷場所を設定
登録した出荷場所グループを各商品に紐づけます。
管理画面の商品管理>登録商品編集>各商品の「主要項目」タブの「出荷場所グループ」で設定できます。
図.商品の出荷場所グループを設定
4.のし機能のご利用設定
のし機能をご利用時の設定を記載します。
のし機能は、商品ごとにのしの指定が可能となり、カートページでのしの表書きの指定や名入れ入力ができる機能です。
付随機能として、リボンの指定、手提げの指定も可能となります。
4.1.必須設定項目
のし機能をご利用いただく上で必ず設定が必要な項目を記載します。
4.1.1.表書きグループ登録
カートページでのしの表書きをグルーピングするための表書きグループを登録します。
表書きグループは、カートページでのしの表書きをセレクトボックスから選択時に表示されます。
図.カートページでのしの表書きを選択時に表書きグループが表示される
表書きグループの登録は、カート管理>表書きグループ登録から行います。
4.1.2.のし登録
のしの登録を行います。
のし登録では、表書きや名入れタイプの指定、受注データCSVに出力する水引種別などを登録します。
登録は、商品管理>のし登録から行います。
4.1.3.商品設定
のしの指定が可能な商品に対してのし設定を行います。
設定は、管理画面の商品管理>登録商品編集>各商品の「主要項目」タブの「のし設定」で行います。
のしの指定が可能な商品は、「のし設定」欄の「のし設定する」にチェックを入れてください。
※のしサイズは、カートページには表示されません。
図.のし設定
商品が手提げの指定可、リボンの指定可の場合は、同じく商品管理>登録商品編集>各商品の「主要項目」タブの「手提げ袋を設定する」「リボン指定する」のチェックボックスにチェックを入れます。
※手提げ袋サイズ、リボン色はカートページでは表示されません。
図.手提げ袋設定
図.リボン指定
4.2.任意設定項目
のし機能をご利用いただく上で運用に応じて任意にご設定いただく項目を記載します。
4.2.1.単一配送時にカートページでのしを指定する設定画面を経由する設定
お客様が「一つの住所に送る」を選択して購入手続きを進めた場合、のしを指定する設定画面(以下、商品振り分け画面)はスキップされます。
単一配送時でも商品振り分け画面を経由して、のしや手提げ袋の指定を行いたい場合は、商品管理>登録商品編集>各商品の「主要項目」タブの「商品振り分け画面設定」で「1つの住所に送る場合も商品振り分け画面の経由を必須にする」にチェックを入れてください。
図.商品振り分け画面設定
4.3.補足事項
のし機能では、全ての商品に同じのし設定が適用されます。
商品ごとに対応可能なのしの種類が異なる場合や、商品ごとにのしサイズやデザインが異なる場合などには、共通商品オプションを利用してのし登録することも可能です。
5.店舗受取機能のご利用設定
店舗受取機能をご利用時の設定を記載します。
店舗受取機能は、商品の受取方法として店舗を指定して受け取ることができる機能です。
5.1.必須設定項目
店舗受取機能をご利用いただく上で必ず設定が必要な項目を記載します。
5.1.1.店舗受取の利用設定
店舗受取をお届け方法として利用する場合は、カート管理>配送/送料設定で「店舗受取」を「使用する」にご変更ください。
店舗受取でご利用いただけない決済がある場合は、編集画面から利用不可決済をご設定ください。
図.配送/送料設定
5.1.2.受取店舗設定
受取店舗の登録を行います。
登録は、管理画面のカート管理>受取店舗設定から行います。
図.受取店舗設定
5.1.3.受取希望日設定
お届け方法に店舗受取を指定した場合の受取可能期間の設定を行います。
指定した受取可能期間はサイト上にある店舗受取の受取希望日のリストに反映されます。
設定は、管理画面のカート管理>受取希望日設定で設定します。
5.1.4.商品の配送・店舗受取対応設定
商品がどのような受け渡し方法に対応しているかを設定します。
「配送専用」「店舗受取専用」「配送・店舗受取対応」のいずれかから選択します。
商品によって受取不可な店舗がある場合は、受取可能な店舗のみにチェックを入れてください。
設定は、管理画面の商品管理>登録商品編集>各商品の「主要項目」タブの「配送・店舗受取対応設定」で設定できます。
5.1.5.店舗受取用のメールテンプレート修正
店舗受取でご注文時に送信されるメールテンプレートは、システムで予め用意してあります。
件名や本文をご確認の上、必要に応じてご変更ください。
ご確認・ご変更は、受注管理>受注関連メールテンプレートの「[店舗受取]注文確認メール」のテンプレートの編集画面から行えます。
図.店舗受取のメールテンプレート
6.その他のご利用設定
aishipGIFTご利用時のその他の機能の設定を記載します。
6.1.メールテンプレートの設定
発送完了メールなどで配送先ごとの問い合わせ番号や配送会社などの発送情報を表示する場合は、<#複数配送用発送情報> の独自タグをご利用ください。
6.2.依頼主指定
依頼主指定は、カートページの注文確認画面でお客様が依頼主を指定できる機能です。
ご利用の場合は、管理画面のカート管理>ワンページカートの「依頼主の指定」を「使用する」にご設定ください。
「使用しない」に設定時は、カートページでお客様は依頼主を指定できません。注文データの依頼主には、ご注文者様が自動で設定されます。
図.依頼主の指定
6.3.六曜表示機能
六曜表示機能は、カートページのお届け希望日のリストに六曜を表示する機能です。
ご利用の場合は、管理画面のカート管理>ワンページカートの「六曜設定」を「表示する」にご設定ください。
図.カートページのお届け希望日の表示例
7.aishipRから切替時の注意事項
aishipRからaishipGIFTに切替される場合の注意事項を記載します。
7.1.カート設定の変更
aishipGIFTでは、カートページに「ワンページカート」をご選択いただく必要があります。
ワンページカートへの切替は、管理画面のカート管理>基本設定の「ワンページカート設定」で「ワンページカート」を選択いただくことで切り替わります。
これまでワンページカートをご利用いただいてなかったショップの場合、ワンページカートに切り替えることで、サイトのカートページのデザインが変更になります。
事前にデザイン調整等が必要でしたら、オプションでテスト環境のご利用が可能です。テスト環境にてワンページカートのデザイン調整を行っていただくことが可能です。
テスト環境をご希望の場合は、管理画面のサイドメニューにある「オプションサービス申込」から「テスト環境利用オプション」をお申込みください。
7.2.出荷番号による受注データの管理
aishipGIFTでは、「出荷番号」と呼ばれる出荷単位に一意に採番された番号で受注データを管理しています。
例えば、1つのお届け先にお届けする注文の場合でも、冷凍便と常温便で別梱になる場合は、それぞれに「出荷番号」が割り振られます。
この「出荷番号」による受注データの管理によって、動作や表示がaishipRと異なる機能があります。
7.2.1.受注詳細画面
管理画面の受注詳細画面では、出荷番号単位に受注データが表示されるようになります。
受注詳細画面の表示・機能に関しては、「受注管理_受注詳細(食品・ギフト向け機能)」のマニュアルをご参照ください。
7.2.2.CSVデータ取込/出力
7.2.2.1.受注データCSVのインポート
管理画面のシステム管理>各データのインポートから「本システム形式-受注データ」で受注データをインポートする場合、「出荷番号」が必須項目となります。aishipRでは、「注文番号」が必須項目でしたが、aishipGIFTでは「出荷番号」に変更されるため、ご注意ください。
7.2.2.2.ヤマトB2形式のCSVエクスポート/インポート
aishipGIFTでは、ヤマトB2の送り状番号は、出荷番号単位で発番されるようになります。
そのため、管理画面のシステム管理>各データのエクスポートで「他社形式-ヤマトB2形式」(または、「他社形式-ヤマトB2形式(ご依頼主に販売者情報を使用)」)で受注データをエクスポートする場合、「お客様管理番号」には、「出荷番号」が出力されます。
管理画面のシステム管理>各データのインポートから「他社形式-ヤマトB2形式」で送り状番号をインポートされる場合も、「お客様管理番号」には、「出荷番号」をご設定ください。
7.3.過去の受注データに出荷番号を付与する
aishipRで受注した受注データには、出荷番号が付与されていません。そのため、aishipGIFTに切替時に過去の受注データに対して、出荷番号を付与する必要があります。
この対応は、aishipGIFT切替当日にサポートセンターにて実施します。切替作業中は、新規注文を受付できませんので、メンテナンスモードにご設定いただく必要があります。
メンテナンスモードへの切替は、「共用SSLページのメンテナンス設定方法」のマニュアルをご参照ください。
8.ご利用開始までにご確認いただくこと
お客様にご注文いただく前に正しくご設定が完了しているかテスト注文を行い動作や表示をご確認ください。
カートページでのご注文確認に加え、送り状データの連携確認など外部システムとの連携もご確認ください。
以上でaishipGIFTをご利用いただく設定と確認が完了です。