- コンセプトワークを行いましたか?
コンセプトシートに添って、構築(リニューアル)するサイトのコンセプトをまとめます。
サイトの存在意義を決定するために非常に重要です。「誰に」「何を」「どのように」サイト上で伝えるのかを明文化させましょう。下記のコンセプトシートに沿って答えをまとめていただくと、必要な情報が定義することができます。そちらに沿って、今後ECを運営する際の指針としてください。
コンセプトシートはこちら
- サイトマップは作成しましたか?
サイト制作時に「制作漏れ」や「重複ページ」などを発生させないため、制作を予定しているページを全て一覧にまとめましょう。事前にExcelファイルなどで一覧化することで、メニューやTOPページからリンクするページを決めやすくなるメリットがあります。
また、ページ一覧はそのまま内部SEOのキーワード一覧表としても使用することができますので必ず作成しましょう。
- ガラケーへの対応は行いますか?
個人でのガラケー所有率は2014年2月の調査では41.9%と過半数を割っており、スマートフォン所有率(同54%)と大きく差が開いています。年代別では、15歳〜19歳(21%)、20代(27.4%)、30代(37%)と年代が若くなるにつれてガラケーの所有率は低くなる傾向があり、また全体の所有率についても年々低下しています。
ガラケーへの対応についてはサイト構築後にCSSなどで調整が可能です。構築前にガラケーへの対応をどこまで(表示ができる程度なのか、十分サイトとして機能する程度なのか)決めるのかは、そこまで意識する必要はありません。
参考:スマホの所有率、女性が男性を上回る
- クレジットカード決済などの申し込みは済みましたか?
クレジットカード決済、キャリア決済、コンビニ決済などの利用は事前審査が必要です。通常申込〜ご利用開始まで1ヶ月半〜必要となりますので、申し込みは構築前にすることをオススメします。サイトができていなくても、商品・特定商取引法に基づく表記の内容が整理できていれば申請が可能です。お申込み後に弊社サポートへ決済を申し込む旨をお伝えいただければ、手続きに入らせていただきます。
- 対応させるデバイスは決めましたか?
各デバイスの出荷台数は、PC2億7670万台(前年比-6.6%)、タブレット2億7070万台(前年比+38.6%)、スマートフォン18億9510万台(前年比+10%)となっています。PCの出荷台数は年々下降しており、既にモバイルデバイスが普及の中心にあるので、モバイルデバイスを中心とした対応をおすすめします。
- 対応させるブラウザは決めましたか?
日本のブラウザシェアは、IE(49%)、Chrome(24%)、Firefox(12%)、Safari(10%)となっています(2014年4月現在)。IEに関してはver11のシェアが30%、ver10が同7%、ver9が同6%ですので、メインはIE11を中心に対応すれば問題ありません。
上記のブラウザシェアを参考にすると、IE11、Chrome、Firefox、Safariで表示崩れが起きないように確認をしましょう。またIEについてはIE8以前の古いブラウザは標準ではレスポンシブWebデザインには対応していません。対応させる場合は、別途JSを組む必要があり工数が必要になりますので注意ください。
- 対応させるOSは決めましたか?
スマートフォンのOS別契約数は1位:Android 3,274万件(57.1%)、2位:iOS 2,394万件(41.8%)、その他66万件(1.2%)となっています。対応OSはAndroidとiOSの2つをメインにすれば基本的に問題ありません。
またAndroidのバージョン別シェアはver4.1(33.5%)、ver4.2(18.8%)が多くなっています(2014年5月現在)。iOSのバージョン別シェアではiOS7が88%と圧倒的に多数を占めていますので、Androidではver4〜、iOSでは7へ基本的に対応できるようにしましょう。
OS毎の最新バージョンシェアはディベロッパーサイトで確認することができます。ほぼ毎月アップデートされていますので、参考ください。
Android:Googleが公開しているAndroidの各バージョンシェア率
iOS:App Store Distribution
- トップページに盛り込むコンテンツが全て洗い出されていますか?
各コンテンツへの動線を漏れることなく確保するために、トップページに盛り込むコンテンツを全て洗い出しましょう。必要と思われるコンテンツをブレストにて徹底的に洗い出し、必要な要素に優先順位をつけましょう。
- トップページに配置するコンテンツの配置優先順位は決定しましたか?
配置されたコンテンツはページの下部に行けば行くほど、ユーザーに認知されなくなります。認知をしてほしいリンクやバナー(特集や売り出したい商品など)の優先順位を決定し、どのような順番で配置をするのかを決めましょう。
- ブレイクポイントは決めましたか?
日本で利用されている主要なモバイルデバイスはiPadやiPhoneになります。一般的にレスポンシブWebデザインで採用されているブレイクポイントは480px、768pxが主流になっていますので、特に問題がない限り、ブレイクポイントはこの2つに設定しましょう。
- ワイヤーフレーム作成に便利なツールを使いましょう。
紙とペンを使った手描きのワイヤーフレームはラフを作成するときに便利です。ラフから実際のサイズや実機確認をするためのワイヤーフレームに落としこむ際には、ExcelやPowerPointを使用して作成しましょう。
またCacoo(https://cacoo.com/lang/ja/)などのオンラインツールを使えば複数人で同時に編集したり、ワイヤーフレームに使えるテンプレートなどが予め用意されているので、すぐに使い始めることができます。
aishipRからもレスポンシブWebデザインのテンプレートワイヤーフレームを無償でご用意しております。サポートへご要望いただければ無償でご提供させていただきますので、カスタマイズしてお使いください。
- ショップの特徴が一目で理解できますか?
他のショップとの違いをファーストビュー(ユーザーがサイトを訪れて初めて目にする範囲)で伝え、お店の特徴を理解してもらいましょう。
- 何のショップか一目で理解できますか?
モバイルの小さな画面ではユーザーにどのようなショップなのか、ひと目で理解してもらうことが次のコンテンツに進んでもらえるかどうかの重要な要素となります。ファーストビュー(ユーザーは訪れてはじめて目にするサイトの範囲)で理解してもらえるよう、コンテンツを整理しましょう。
- 商品ページなどの重要な目的ページへの導線が確立されていますか?
モバイルユーザーは一般的に目的意識(ある目的に対しての到達意欲)が高いとされています。ユーザーを迷わせることがないように、重要なページへはたどり着きやすく、無駄のない動線を確保しましょう。
- 重要なメニューはタッチしやすいサイズで、右片手でもタッチしやすい位置にありますか?
タッチのしやすい推奨サイズは44px以上です。またスマホユーザーの約半数は右片手で操作をしている統計があります。タッチしやすい位置を考慮してボタン配置を行いましょう。
参考:モバイルサイトのナビゲーションメニューは画面下に置くべき | Webクリエイターボックス
- 余白を取りすぎて、間延びしていませんか?
必要のない余白はできるだけなくし、モバイルの小さな画面でも情報をきちんと伝えられるような構成を心がけましょう。
- ワイヤーフレームを実機で確認しましたか?
デザイン工程に入る前に、PC、タブレット、スマートフォン各端末で実際にモックアップを確認しましょう。ボタンのサイズや配置、バナーの大きさ、余白などを確認することで、その後の工程での出戻り作業を防ぐことができます。
- タブレット端末からも使いやすい構成になっていますか?
タブレット端末からでも買い物がしやすいデザインになっているかを確認しましょう。
タブレットはPCに近い画面サイズを持ちますが、操作方法はスマートフォンに近い端末です。
そのため「PCに近いデザイン」ながら「タッチ操作で使いやすい」デザインであることが重要です。
専用のデザインを作成することが困難な場合は、PC向けのデザインで代用することが推奨されています。
参考:Google ウェブマスター向け公式ブログ: モバイル サイトを改善するためのチェック リストと動画をご紹介します
原典(英語):Tablet Usability: Findings from User Research
タブレットでも使いやすいPCデザインを作ることで、より効率的にタブレット対応を実現させることができます。
- PC・スマートフォンどちらでもすべての情報にアクセスできますか?
デバイスによってコンテンツの差異があれば、ユーザーを迷わせる要因になり、満足度を下げる要因となります。極端にコンテンツ差異がなく、全ての情報にアクセスできるように調整しましょう。
- 商品詳細ページにSNSボタンは本当に必要ですか?
ページ速度を著しく低下させるため、理由のない設置は推奨しません。
- ロールオーバー無しでも使いやすレイアウトになっていますか?
タッチデバイスではロールオーバー(マウスを画像などに載せた時に、画像が入れ替わったりする動作)が使えません。UXを損ねないためにも最小限の使用にとどめましょう。
- スライダーメニューの多用は避けましょう。
自動的にスライドをするメニューはタップしにくく、クリック率を低下させます。またユーザーが意図しないコンテンツをタップする可能性もあるので、できるだけタップしてもらいたいバナーなどは静止させましょう。
- ファーストビューのデザインでテイストを確認しましょう。
ファーストビューをデザインし、それぞれ実機で確認してからその後の作業に入りましょう。
全体をデザインしてから確認するよりも、初期の段階でテイストを確定できるので出戻り作業がなくなります。
- アイコンなどは高精細のものを用意しましょう。
retinaディスプレイ対応のiPhoneなどはPCのアイコン素材をそのまま使うと、ぼやけて表示される可能性があります。アイコンなどはできるだけ2倍の大きさで作成し、縮小表示させ、くっきり表示されるようにしましょう。
- スマートフォンで鮮明に表示させたい画像は横幅640px以上で作成されていますか?
iPhoneなどの高精細ディスプレイでは、640px以下の画像は引き伸ばされ表示される場合があります。鮮明に表示させるには640px以上で作成しましょう。またその際は容量に注意してください。全ての画像を640pxで作成すると、容量が大きくなりページ読み込み速度を低下させるため、必要のない画像は小さく作成しましょう。
- ファビコンは用意・設置しましたか?
必要であればファビコンを作成しましょう。ブラウザのタブやブックマークした際のアイコンとして表示されるので、ユーザーがアクセスしやすく、サイトのブランディングにもつながります。
参考:無料ですぐできるfaviconの作成と設置のしかた : Web Memo.SE
- 屋外で使用しても見やすい配色を心がけましょう。
モバイルユーザーは屋内でサイトを見るとは限りません。屋外など、どこで閲覧しても見やすく、読みやすい配色を心がけましょう。
- カート内もデザインは統一されていますか?
カート内も通常のコンテンツと違和感のないデザインを心がけましょう。カートのデザインが大きく異なると別サイトにリンクしたと誤解され、離脱の可能性が高くなります。
- 画像に文字を入れすぎていませんか?
レスポンシブWebデザインでは基本的に全デバイスで共通の画像を使うため、PCの大きな画面で読める画像内の文字も、スマートフォンで読めない場合があります。この場合は、まずスマートフォンでのきちんと読めるか確認をしてから、作成しましょう。AppleのiOSガイドラインには14px以上が推奨とされています。
参考:iOSヒューマンインターフェイスガイドライン
- ボタンを押した際の動作は設定済みですか?
スマートフォンやタブレットなどのタッチスクリーンでは、ボタンを押したかどうかが分かりやすくデザインすることで、操作に違和感を与えません。CSSでタップ後のデザインをしましょう。
参考:株式会社アクトゼロ/コンテンツマーケティング・ソーシャルメディアマーケティング | ACTZERO Inc.
- ドロップダウンメニューには、「▼」をつけましょう。
タップした後の動作をイメージし、ユーザーにタップができるということを視覚的にわかりやすいデザインをしましょう。
- リンク先がある場合は「>」で次のリンク先を示しましょう。
タップした後の動作をイメージし、ユーザーにタップができるということを視覚的にわかりやすいデザインをしましょう。
- mediaqueryの中にmediaqueryを記述していませんか?
mediaqueryの中にmediaqueryを記述すると、スタイルが正しく適用されない可能性があります。CSS記述時は注意しましょう。
[html]
—悪い例—
@media only screen and (max-width: 768px) {
/* Tablet style */
@media only screen and (max-width: 480px) {
/* SmartPhone style */
}
}
—いい例—
@media only screen and (max-width: 768px) {
/* Tablet style */
}
@media only screen and (max-width: 480px) {
/* SmartPhone style */
}
[/html]
- 画像の自動リサイズ機能は設定済みですか?
aishipRにはサイズの大きな画像をスマートフォンで読み込む際に、自動的にリサイズを行い読み込み速度を向上させる機能があります。読み込み速度の低下はユーザー満足度や検索エンジンからの評価も下がりますので、ぜひご活用ください。
- widthは%で設定していますか?
画像を固定幅で指定すると、横幅の狭い端末閲覧時に画面から画像がはみ出てしまいます。必ずサイズは画面幅に対して%(相対的に)指定しましょう。
CSSフレームワークを使用すると効率的です。
- viewportは設定しましたか?
スマートフォン、タブレットで表示する際のサイトの見え方の指定することができます。
縦幅や横幅の他に拡大縮小の倍率や、ピンチイン・アウトを許可するかどうかの指定も出来ます。
記述はHTMLのにmeta要素として追加します。
- Flashは使用していませんか?
スマートフォンで再生できないコンテンツは検索エンジンの順位に影響を及ぼしますので、使用はしないようにしましょう。
参考:Googleがスマホへの対応が不適切なサイトの順位引き下げを発表 | スマートフォン&モバイルEC事例ノウハウ集|モバイルファーストラボ
- 必要に応じてCSSスプライトは使用していますか?
CSSスプライトとは、複数の画像部品を連結して1枚の画像ファイルにまとめ、CSSで表示範囲を指定することによって表示するテクニックです。画像を連結することで読み込み速度の改善が見込めます。必要に応じて使用してください。
参考:CSSスプライトについてあれこれ。
- レビューは商品ページから確認できますか?
商品に関する「お客様の感想(レビュー)」を掲載することで、安心して商品を購入できるサイトにすることができます。
商品レビューがあるサイトでは、無いサイトよりも売上が増加しやすいというデータもアメリカで発表されています。
参考:EC サイト売上 UP の秘密は商品レビューにあり!~米国先進企業が明らかにした 5 つの効果とは~
- 地図などのiframeが、スマートフォンのスクロールを妨害していませんか?
横幅いっぱいに地図を設置すると、ユーザーが画面をスクロールする際の妨げになるので、スクロールがしやすいように必要な余白を設けましょう。
参考:モバイルデバイスにおける地図と所在地検索 – U-Site
- 画像の遅延読み込みは正しく設定されていますか?
画像を多く使用してるページでは、全ての画像を読み込ませると時間がかかってしまいます。画面に表示されている領域のみの画像を読み込むように設定することで、ユーザーにストレスを与えることなく読み込みをすることができます。
- 容量の大きい画像の軽量化は実施済みですか?
容量が大きく、読み込みに時間の必要な画像はユーザー満足度やや検索エンジンからの評価を落とす可能性があります。劣化をさせないロスレス圧縮でサイズを小さくし読み込み速度を改善させましょう。
参考:【無料ツール】レスポンシブサイトで画像サイズを悩むならロスレス圧縮を! |モバイルファーストラボ
- IE8への対応は問題ありませんか?
標準でIE8はレスポンシブWebデザインには対応していません。PCでの表示崩れなどがないかチェックしましょう。ウィンドウズXPのサポートが終了した後は、IE8への対応は考えなくてもいいかもしれません。アクセスするユーザーがどのような環境で閲覧をしているのか、把握をして少なければ対応しないという選択肢もあります。
- テキストリンクは使っていませんか?
スマートフォンやタブレットなどのタッチデバイスではテキストがリンクであるのかそうでないのか、見分けがつきません。テキストリンクを使う場合は、アンダーラインでの装飾や、青色の文字色など一般的なリンクのデザインにしましょう。
- 画面ポップアップや、モーダル表示は使用していませんか?
OSによって動作しない可能性があります。また画面専有面積が大きければユーザーの操作性も損ねてしまう可能性がありますので、使用は控えましょう。
- スマートフォンでは「電話」のタップで電話がかけられますか?
スマートフォンでは、ボタンタップですぐに電話がかけられうようにすることで、ユーザーの利便性を向上させます。
- 会員登録ページのレイアウト調整は完了していますか?
レイアウトやデザインの差異があると、ユーザーは別サイトへリンクをしたと誤解を招く可能性があります。他のページと同じようにレイアウトやデザインを調整をしましょう。
- マイページのレイアウト調整は完了していますか?
レイアウトやデザインの差異があると、ユーザーは別サイトへリンクをしたと誤解を招く可能性があります。他のページと同じようにレイアウトやデザインを調整をしましょう。
- カート内のレイアウト調整は完了していますか?
レイアウトやデザインの差異があると、ユーザーは別サイトへリンクをしたと誤解を招く可能性があります。他のページと同じようにレイアウトやデザインを調整をしましょう。
- リンク切れの確認は済みましたか?
サイト内にリンク切れがあると、ユーザーと検索エンジンからの評価を落とします。ウェブサイトエクスプローラーなど無料ツールでリンク切れチェックを実施しましょう
参考:Website Explorer(ウェブサイト・エクスプローラ)の詳細情報 : Vector ソフトを探す!
- スマートフォンの実機で確認した時に、テキストは読みやすいですか?
一般的に14px以上のフォントサイズが読みやすい目安と言われています。必ず実機で確認するようにしてください。
参考:iOSヒューマンインターフェイスガイドライン
- モバイル回線で読み込んだ場合、ファーストビューは1秒以内に表示されますか?
Googleの調査によると、読み込みに 1 秒以上かかった場合、ユーザーの集中が途切れてしまう傾向にあります。読み込み速度の改善ポイントを見つけるために、Googleの無料ツールを活用しましょう。
参考:PageSpeed Insights
また必要に応じてモバイル回線(3G/LTE)での読み込み速度の計測や、ファイルサイズの確認などができるアプリがあるので、活用ください。(有料)
参考:iTunes の App Store で配信中の iPhone、iPod touch、iPad 用 Web Developer Tools
- SSLページでもjQueryは動作しますか?
「https://~」から始まるアドレスでjQueryを呼び出した場合、SSLページでは正常に動作しません。
アドレスを「//~」から始めるか、SSLページのみ「https://~」から始まるアドレスに変更しましょう。
[html]
NG:<script type="text/javascript" src="https://ajax.googleapis.com/ajax/libs/jquery/1.7.2/jquery.min.js"></script>
OK:<script type="text/javascript" src="//ajax.googleapis.com/ajax/libs/jquery/1.7.2/jquery.min.js"></script>
OK:<script type="text/javascript" src="https://ajax.googleapis.com/ajax/libs/jquery/1.7.2/jquery.min.js"></script>
[/html]
- 各ページのタイトル、ディスクリプション、キーワードを一覧にまとめましょう。
Excelでページごとにユニークなものを考え、管理をしましょう。タイトルタグなどの重複を防ぐことができます。
以下よりサンプルがダウンロードできるので活用ください。
サイトタイトル管理(xlsxファイル)はこちら
- titleタグは適正に書かれていますか?
タイトルタグは、ページを表す最も重要なテキストです。検索結果でも最も目立つ位置に表示されます。
32文字前後で、重要なキーワードはできるだけ左側に設置し、多用しないように心がけてください。また記号や空白を入れるのもNGです。
またページごとにユニークなものになるようにしましょう。
- descriptionを記述しましょう。
descriptionタグは検索エンジンの検索結果ページにおいて、タイトルの下に説明文として表示されます。
descriptionにキーワードをいれておくことで、太字で表示されクリック率の向上にもつながります。
titleタグやh1タグと同じ文章は避け、近い内容で記述してください。文章は80文字〜110文字が適切です。また重要なキーワードは文章が不自然にならないように2回ずつ使用するようにしましょう。
- keywordsを記述しましょう。
検索エンジンに対して、キーワードによってページの内容を伝えるタグです。
titleタグや本文中で重要な位置にあるキーワードを入れましょう。また6個以上の記述はペナルティを受ける可能性もあります。キーワードは2つ、最大でも5つまでにしましょう。
- h1タグは1ページにつき1つ設定していますか?
h1タグはそのページの大見出しを意味します。多用はスパム認定され、検索順位に影響を与える可能性があります。h1は1ページにつき1つ設定をしましょう。またtitleタグに含まれるキーワードを入れ、titleタグよりも内容は詳細を記述するようにしましょう。
- hタグ記述順は適正ですか?
h1>h2>h3・・・の順番がHTMLの仕様に沿った正しい記述方法です。h2タグの後にh1タグが入ったり、順番が入れ子にならないように気をつけましょう。
- strongタグは1ページにつき2つ以下に設定していますか?
強調の意味のあるstrongタグを多用すると、過剰な強調と見なされペナルティを受ける可能性があります。多くても1ページ2つまでにとどめましょう。
- strongタグで文章を囲んでいませんか?
strongタグはHTMLの仕様では単語を囲むタグと設定されており、文章を囲ってはいけません。単語を囲むようにしましょう。
- Google Analyticsなどの解析ツールの設置はお済みですか?
Googleが提供している高機能な無料のアクセス解析です。アクセス数はもちろん、ユーザーのデバイスや流入経路、キーワードなど詳細な解析を行うことができます。aishipRではプロパティIDを入力することで簡単に設置することができます。プロパティIDはGoogleのアカウントを設定することで取得できます。
参考:Google Analytics(グーグル アナリティクス)登録設定方法(アクセス解析 はじめの一歩) | ネットビジネス支援 情報サイト
- パンくずリストは作成しましたか?
ページ内にパンくずを作成することで比較的階層の深いページでも検索エンジンからインデックスされやすくなるメリットがあります。商品ページなどには必ず設置するようにしましょう。
- 不必要なソースを<head>内にいれていませんか?
不必要なソースコードの読み込みにより、サイトのパフォーマンスが低下します。読み込み速度にも影響があるため、ユーザーの満足度や検索順位にも影響を与えます。不要なコードを入れないように心がけてください。
- 背景色と同色の文字でキーワードを埋め込んでいませんか?
クローラーが認識できない文字を埋め込んでいる場合、スパム認定され検索順位を落とす可能性があります。
- CSSで文字情報を画面外に飛ばしていませんか?
text-indent:-9999px;などを使って、画面外に文字を飛ばす行為は検索エンジンにスパム認定され検索順位を落とす可能性があります。
- XMLサイトマップを作成しましょう。
検索エンジン向けにサイトマップを送信し、サイトURL(ページ)を認識してもらいインデックスを促しましょう。
aishipRでは管理画面から簡単に作成することができ、Googleのウェブマスターツールでアップロード可能です。
参考:Googleウェブマスターツールへ XMLサイトマップを登録する方法(SEO対策) | ネットビジネス支援 情報サイト
- フレームの使用は取りやめましょう。
フレームはフレーム内にページを読み込んで表示を行います。1つのページ内に2つのコンテンツがあることは、検索エンジンを迷わせることにつながり、評価を落とす要因となる可能性があります。フレームの使用は控えましょう。
- JavaScriptはできるだけページの下部で読み込ませましょう。
<head>内に記述している場合は、JSファイルを読み込んでいる間、HTMLの解釈作業が中断し、読み込み速度が低下します。下部に設置することで、ページの読み込みが終了してからスクリプトを読み込むことができるので、読み込み速度を低下させません。 表示に問題がないか注意しながら設置位置を調整しましょう。
- URLは「_」よりも「-」を使いましょう。
ハイフン「-」で結んだ場合は、2つのキーワードは異なる単語として検索エンジンに認識されますが、アンダースコア「_」で結んだ場合、1つの単語として認識されてしまいます。出来る限り「-」で結ぶようにしましょう。
- ミラーサイトをなくしましょう。
70%以上内容が重複しているページは注意が必要です。SEO的に大変不利になります。
参考:ミラーサイトチェック
URLを入力すれば、どの程度類似しているか確認することができます。
- 装飾のためのタグをなくし、HTMLコードをシンプルにしましょう。
文字の大きさ、太さ、色、文字の位置などを指定するタグは、HTMLではなくCSSで指定しましょう。
シンプルなソースコードでHTMLを構成することで検索エンジンが適切にインデックスしやすくなります。
- SEOが正しく行われているかチェックしましょう。
参考:SEOの無料診断ツール
で改善点を確認することができます。
- 対応デバイスでの実機確認は行いましたか?
当初予定していた対応デバイスで必ず実機確認しましょう。OSやブラウザによって想定している表示とは異なる表示がされる場合があります。
- 「サイト名」「ショップ名」は設定済みですか?
aishipRは<#サイト名><#ショップ名>という独自のタグを使用することができます。
それぞれ管理画面にて「サイト名」「ショップ名」を設定することで、サイト名・ショップ名を一元管理することができます。
自動返信メールやメルマガでも使用できる便利な機能ですので、必ず設定しましょう。
- 「消費税率」と「税込・税抜」の設定は済みましたか?
消費税の税率と「税込」「税抜」どちらの表示にするかを設定しましょう。
どちらも商品価格が大きく変化する要因ですので、お客様とのトラブルにならないためにも必ず設定しましょう。
- ポイントの設定は行いましたか?
ポイント機能をご利用頂く場合、ポイント基本設定にて利用設定をしましょう。商品購入、会員登録、レビュー投稿のタイミングにポイントを付与し、商品購入の際にポイントを利用することができます。ユーザーが貯めたポイントは商品の購入時に利用することが可能です。
- 注文確認メールの転送設定は問題ありませんか?
CCかBCCで、共有する必要のあるメールアドレスを設定しましょう。注文が入った際のリマインドメールとしても利用することが可能です。
- 問い合わせなどの転送設定は問題ありませんか?
CCかBCCで、共有する必要のあるメールアドレスを設定しましょう。問合せが入った際のリマインドメールとしても利用することが可能です。
- 各種フォームのサンクス(完了)ページの設定はしましたか?
ユーザーがフォームの入力を完了した後のメッセージを必ず設定しましょう。
- 各種フォームの自動返信メールの設定はしましたか?
フォームに入力いただいた方に、入力内容の確認などがきちんと行われているかを自動返信メールでお知らせすることができます。
設定をしておくことをオススメします。
- 空メールからの会員登録フローは問題ありませんか?
スマートフォンからメールアドレスを直接入力する手間の削減や、入力間違いを避けるために、空メールでメールアドレスが入力できるよう設定しましょう。
確実なメールアドレスを取得することができます。
- GoogleAnalyticsのプロパティを設定しましょう。
無料のアクセス解析ツール、Google Analyticsが利用できます。aishipRではプロパティIDを入力するだけで、自動的にサイトにGoogleAnalyticsタグが埋め込まれ、アクセス解析だけでなくコンバージョン測定も行うことができます。
解析をすることでサイトの改善点を発見することができるので、必ず設定しましょう。
- zaiko Robotやネクストエンジンなどの連携ソフトとの疎通テストは行いましたか?
外部連携ソフトを利用する場合は、事前にテストを行い連携がうまくいっているか必ず確認するようにしてください。
- SNSアカウント設定は行いましたか?
FacebookやTwitterなどのソーシャルメディアを使ってページを拡散し、流入を増やしたり露出を増やしたりすることができます。必要であれば設定しましょう。ただし、ページによっては読み込み速度に影響を与える可能性がありますので注意が必要です。
- ECサイトの移行の場合、ページのリダイレクト設定はできましたか?
Googleにインデックスされていたり、ユーザーがブックマークしているページを適正にリダイレクトすることで、ユーザーや検索エンジンを迷わせることがないように注意をしましょう。
- 実際に商品を購入して、テスト注文はしましたか?
設定している決済方法全てで問題なく購入ができることを確認しましょう。ユーザーが買いやすいかどうか、自ら購入をしてみて確認することが重要です。
- 不必要な項目がフォームに入っていませんか?
フォームでの入力項目をできるだけ減らすことが、ユーザーのストレスを下げ、コンバージョンにつながりやすくなります。本当にその項目は必要なのか、見直しをしていきましょう。
- 受注フローのオペレーションは整理できていますか?
オープン時にスムーズに処理ができるように、受注〜発送までの流れなどバックヤード処理のシュミレーションしてみましょう。
- 悪質な被リンクはされていませんか?
自社サイトと全く関係のないサイトからの被リンクや、不自然な被リンクはGoogleからのスパムと見なされ検索順位に影響を及ぼします。ウェブマスターツールなどのツールで被リンクをされているサイトを随時確認しましょう。
参考:被リンク元チェック – SEOチェキ!
- リスティング広告は設定しましたか?
流入元を広げるために、GoogleAdWordsやYahoo!リスティングへ、YDNなどのコンバージョン測定に対応しております。ぜひご活用ください。
- アフィリエイト広告の設定はしましたか?
流入元を広げるために、aishipRでは標準で様々なアフィリエイトサービスと連携ができるようになっています。ぜひご活用ください。
- OGP(Open Graph Protocol)の設定はお済みでしょうか?
Facebookで拡散された際のタイトルやディスクリプション、アイキャッチ画像を設定することができます。クリック率も大きく変わるので、PRに積極的に活用しましょう。
参考:OGPを設定して、Facebookでシェアした時の画像を大きく表示させる方法 | OPTPiX Labs Blog
- メルマガ配信を使って、集客をしましょう。
キャンペーンや新商品、再入荷商品の告知をメルマガで告知をし、お客様の来店を促しましょう。
- リスティング広告の広告文はモバイル向けのものを作成されていますか?
検索結果に電話番号を表示し、直接コールができるようにしたり、
「<スマホ公式>」などのワードを入れることでスマートフォンで検索をされた方の広告クリック率も高まります。
- 広告効果測定ツールを使って、媒体別の効果測定を行いましょう。
各媒体経由からのクリック数/購入数や申し込みフォーム入力数まで測定可能です。PDCAを回し、効率的な広告展開を目指しましょう。
- クーポン機能を使って、クーポンを配布してみましょう。
キャンペーンやプロモーションなどにクーポンを発行することが可能です。クーポンを使うことでユーザーの購入率も高まる可能性がるので、積極的に活用してください。
- ブログを作成してロングテールキーワードからの流入を狙いましょう。
ブログで良質なコンテンツや記事を作ることで、ロングテールのキーワードからの流入が見込めます。aishipRではECサイトのドメイン下でワードプレスブログの運営が可能ですのでぜひご活用ください。