配送パターン設定機能
1.概要
配送パターン設定機能は、出荷ごとに柔軟に配送料設定を行うことができる機能です。
配送パターン設定機能を利用すると、例えば、冷凍品の出荷と常温品の出荷で送料設定を分けたり、配送希望日をお客様が指定できる出荷と指定できない出荷を分けることといった柔軟な配送料設定が可能になります（※1）。
※1.2024年8月現在では、出荷ごとに指定できる配送料設定は、送料無料設定のみとなります。
※1.2024年8月現在では、配送パターン設定機能はaishipGIFTでのみご利用可能な機能です。
＜特徴＞
商品ごとに配送料設定を柔軟に指定できる
従来の配送料設定では、ショップ全体で共通の設定が適用されます。例えば、送料無料設定の場合、どの商品においても一律の購入金額で送料無料が判定されます。
配送パターン設定を利用すると、商品群ごとに配送料設定を指定することが可能になります。送料無料設定の場合は、「冷蔵品は冷蔵品の商品合計が1万円以上で送料無料とする」「常温品は常温品の商品合計が5000円以上で送料無料とする」といった設定が可能になります。
図.配送パターン設定の特徴1
お客様に出荷の分割や分割時の送料を分かりやすく表示できる
aishipGIFTでは、1度のご注文手続き内に温度帯や出荷場所が異なる商品がある場合、出荷を分割して、それぞれの出荷ごとに送料を徴収するようになっています。ただし、ご購入いただくお客様に、出荷が分かれることや出荷ごとにそれぞれ送料がかかることを確認頂く機能はありませんでした。
配送パターン設定機能を利用すると、バスケットページや注文確認ページに配送パターンごとに商品を表示させることができ、それぞれの出荷ごとの商品合計や送料を表示させることができるようになります。
お客様に出荷内容や送料の内訳を分かりやすく表示することができ、ご注文にあたっての不安を解消することができるようになります。
図.配送パターン設定の特徴2
温度帯・出荷場所にプラスして出荷を分けることができる
aishipGIFTでは、温度帯や出荷場所によって出荷を分割できますが、さらに詳細な単位での出荷分割も可能になります。
例えば、同じ温度帯でも配送希望日が選択可能な商品と指定が不可な商品を分けたい場合に配送パターン設定を分けることで出荷を分けることが可能です。
図.配送パターン設定の特徴3
2.機能詳細
配送パターン設定の機能詳細を記載します。
2.1.配送パターンの登録
初めは全ての商品が標準の配送パターンに紐づいています。以下のような場合は、新たに配送パターンを新規登録してください。
・出荷ごとに配送料設定を分けたい。
・温度帯や出荷場所ごとにカートページで分かりやすく出荷ごとの情報を表示したい。
図.配送パターンの登録
2.2.バスケットページ、注文確認ページに表示する内容の登録
バスケットページや注文確認ページに配送パターンごとに紐づく商品の情報を分かりやすく表示することができます。
管理画面の配送パターン設定編集画面にある「表示名称」や「説明文」の欄では、配送パターンごとに自由に表示内容を指定できます。出荷が分割されることや、それぞれ送料がかかることなどをお客様にお伝えすることができます。
図.バスケットページ、注文確認ページに表示する内容の登録とサイト表示例
2.3.配送パターンごとの配送料設定
配送パターンごとに配送料の設定を行います。管理画面の配送パターン編集画面から設定します。
2024年6月現在では、指定可能な配送料設定は送料無料設定のみです。ここでは送料無料設定を例に設定方法を記載します。
2.3.1.標準パターンを利用する場合
送料無料設定を標準パターンと同じ条件で指定する場合は、「送料無料設定」タブで「標準パターンを利用する」をご選択ください。
図.標準パターン利用時
2.3.2.カスタムパターンを利用する
標準パターンとは異なる送料無料設定を行いたい場合は、「カスタムパターンを利用する」を選択し、条件を設定してください。
図.カスタムパターン利用時
2.4.配送パターンと商品の紐づけ
登録した配送パターンを商品に紐づけます。管理画面の商品管理＞登録商品編集画面から商品の編集画面へ進みます。
「主要項目」タブにある「配送パターン設定」のプルダウンから配送パターンを選択し、紐づけます。
配送パターンの紐づけは、商品データCSVをインポートして一括で登録・更新することも可能です。
図.商品に配送パターンを紐づける
3.関連記事
・配送パターンを登録する
・配送パターンを商品と紐づける